春。素敵な出会いにうらら

2011/04/25

“春は出会いの季節”と言われますが、今年の春は本当に素敵な出会いに恵まれております。
すべての始まりは、「アバンギャルド茶会」を主宰される近藤俊太郎さんとの出会いから。

一度、とある大学で開催されていた体験教室に参加して以来、遠のいていたお茶の世界。魅力的な先生を探していたところにラジオから聞こえた近藤さんの茶会のお話。早速「はじめての茶道教室」に参加してまいりました。

敷居の高さをまったく感じさせないアットホームな雰囲気、神経を集中してお茶を味わう時間、この易しい入口の先に広がる奥深い世界を予感させられる、とっても有意義なひと時でした。興味はあるけれど、どこを訪ねていいものやら…と躊躇されている方がいらっしゃいましたら、近藤さんの会へのご参加をオススメします!


(以降、だいぶ省きますが…)そんなきっかけから、ご縁のあった陶芸家の皆さんの個展に伺った今月の週末。うっとりする素敵な器との出会いもありましたので、ご紹介させていただきます。


まずは田村一さんの作品を拝見しに銀座「Petitluxe」ギャラリーへ。

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繊細な細工と色合いに、どこか男性的な印象を感じさせるフォルム。どちらも魅力的だったのですが、私が一目惚れしたのはこちらの茶碗。

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写真がうまく撮れずに伝わりませんが、質感も色合いもあけびの様。碗の内側にある複雑な模様もまた、自然の風景を感じる奥深さです。
いつまでも眺めていたくなる優しさがある、そんな所に田村さんのお人柄を感じます。

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次の週末には田村さんと同じく益子に拠点を持たれている二階堂明弘さんの個展に、浅草橋「Lucite Gallery(ルーサイトギャラリー)」へ。

隅田川沿いの屋敷を改装して開かれたというこちらのギャラリー、本当に素敵な趣があり、テラスではスカイツリーを望みながらお茶をいただくことができます。

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そして求めたのはこちら。写真が下手で作家さんには本当に申し訳ないのですが、繊細ながらも心を打つ迫力のある(いや、その繊細さが生む緊張感からくる迫力なのかも知れません…)逸品。逞しい男性らしさと研ぎ澄まされた感覚が共存する様子が、二階堂さんを表すようで心惹かれました。

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こちらの器で、連休中5月3日から開催される「茶の湯チャリティーLOVE」の床の間に花を生けさせていただきます。

お二人の拠点がある栃木県の益子では、震災の被害も大きかったそうで、田村さんに現地の様子を写真と一緒に聞かせていただきました。多くの作品が割れてしまい、荒れている工房の数々…本当に心が痛みます。

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益子で活動されている作家の皆さんに、一日でも早く創作活動に集中できる日が戻るよう、祈るばかりです。応援の気持ちを携えて、5月の連休には今年もまた、「益子陶器市」へ出かけます!