詩人・菅原敏の世界 ・・・と、私の花。

2012/02/16

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ギラッギラのステージでマイクに詩をぶつける彼。大切な友人で詩人の菅原敏さん。

2月21日までBEAMSにて出版記念の展示会『菅原敏 EXHIBITION「詩集×刺繍」』を開催しているとあり、オープニングパーティーに伺いました!

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発売したのはこちらの本、サンフランシスコに本拠地を置く出版社「PRE/POST」から刊行された、菅原敏 詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』。

東京では、Rainy Day Bookstore&cafe (スイッチパブリッシングB1F)、On Sundays (ワタリウム美術館B1F)、Utrecht (ユトレヒト)で販売されている他、アマゾンでも購入可能です! 内容はぜひ手に取ってご覧いただきたいのですが…あるウサギの彼が、恋に人生に少し敗れ(?)ながらもたっぷりの詩情を持って生きる物語。キザでファニーな世界観には、思わずクスっと笑いつつもすっかり心を捕らえられてしまいます。

この本、実は私にとっても凄く思い入れのある一冊。

・・・というのも、挿画・装丁を担当してくださった伊藤存さんへのコンタクトや、デザイナーの紹介などをお手伝いさせていただき、構想段階から刊行までのドラマを菅原さんの傍で見守ってきた一冊なのです。完成したら一緒にパーティーしてお花を飾ろうね♪という約束から、振り返るとあっという間の出来事。大切な友達の処女作を、このように共に制作できたことは、私の人生にとっても素敵な記念になりました。

 

 ということで、約束のお花を飾った先行発売パーティーの様子を少しご紹介します。

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怒涛の校正ラッシュを乗り越え、無事にパーティーの日を迎えてご機嫌な菅原さん!

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会場は西麻布にあるRainy Day Bookstore&cafe。バラを片手に、軽快なピアノをバックに菅原さんが階段を降りてくるとステージの幕開けです。

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菅原さんから受け取った一輪のバラを主役に、ライブの花いけもスタートです♪

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お行儀が悪くも、レジカウンターに乗り上げながら…

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 心地よい朗読に、制作も快適に進みます!

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あっという間の20分間で、仕上がった作品がこちら・・・

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 この日のために、本のイメージで花器を制作してくださったのは、陶芸家の山本順子さん。イメージ通りに素敵な作品を提供してくださり、また当日は自ら搬入にまで駆けつけてくださり・・・菅原さん共々本当に感激の瞬間でした!

 

人生って、気づいていないだけで、とっても詩情に満ちているよね!ということに気づかせてくれる菅原さん。日常に紛れて見逃してしまっている人との出会いの奇跡や、誰かと過ごす時間の大切さ、または滑稽な自分を笑い飛ばす強さ・・・などなど、毎日起こる小さな出来事の中から、人生を豊かに過ごすヒントを教えてくれるのが詩の力だなぁ~と実感しています。

また、花も詩と同じように、育てたり、少し部屋に飾ってみたり、感謝の気持ちで贈ったり・・・小さなきっかけから暮らしをとても豊かにしてくれる存在です。

今後も引き続き菅原さんと一緒に、“詩情ある花”の世界をご提供すべく企て中ですので、ぜひご注目ください☆

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最後に。

こちらのウサギさんは、菅原さんの詩集にちなんで刊行のお祝いで贈った子。最近では「僕の大切な家族だからさ!」と、どこへ行く(晴れ舞台限定ですょ)にも連れて行ってくれます。

ほんの気持ちで贈ったものでも、こうして大切に受け止めてくれる…詩人ってやっぱり素敵ですね☆